酒レポートを見てみて
遅ればせながら、令和2年版の酒レポートを見てみました。昨年までと傾向が大きく変わる事は無いですが、清酒の課税数量はピーク時の3割を切ってきています(図6)。
ただし、比較的付加価値の高い特定名称酒は増える傾向にあり、単価はここ数年でぐっとアップしてきているようです(図8、図9)。デパート等での日本酒の催事も盛況で、日本酒のイベントも好況だったりするので、高額な洒落た日本酒がどんどん売れてきている感じです。
日本酒の輸出もぐっと増えてきているようなので、飲酒人口が減った国内ではなく、海外に活路を見出すのは致し方ないのかもしれません(図11)。
海外や女子を意識してか、ワインのようなスッキリと香りのいいお酒が多くなっている気がします。ですが、腰のある味わい深い、燗をつけて飲む昔からのお酒ももっと紹介してほしいですね。
コメント
コメントを投稿