春の東海道酒蔵めぐり 2023

 春の東海道酒蔵めぐり。はじめて参加しました。

滋賀県 湖南市と甲賀市にある、旧東海道沿いの酒蔵4つの蔵開きが同時開催されます。前から気になっていたイベントですが、大阪からはそこそこ遠いので気合が必要でした。

 今回、気合を入れて参加してみました。

 滋賀県内で行われるイベントは、駅から遠いこともあり、ほとんどのイベントは無料シャトルバスが出ます。地元では車社会なので、車をおいてくるハードルを下げる意味合いがあるのかもしれません。


 端の石部駅から攻めようと思ったのですが、あさイチは混んでいて、バスに乗れなかったら最悪なので、まずは甲西駅から徒歩5分でアクセス出来る北島酒造に向かいました。桜は5-7分咲きくらいで少し早い感じですが、なかなか気分よく歩けました。



 何種類かの無料試飲があり、特別酒の販売もありました。初っ端ですが、もう二度と来ないでしょうから、限定生酒「今だけここだけ」を買いました。1,000円と激安!


 あまりゆっくりもしていられないので、さっと飲んで買って次へ。と言っても、シャトルバスの時間に制限される。竹内酒造の方へ戻っても良いと思ったけど、先の美冨久酒造へ。バス乗り場は色分けされていました。私が乗った時間帯はガラガラでした。


 美冨久酒造はシャトルバスの中継点になっています。また、飲食スペースもたくさんあり、はしごせずにゆっくりしたい場合はこちら一箇所でも十分かと思います。
 

 まずは4蔵利き酒セットから。4蔵の代表的なお酒が飲めます。いやはや、どれも美味しい。


あとは升酒を買って、おつまみ。土手煮や、近江牛カルビ焼き(絶品)、近江牛ホルモンポン酢等をいただきました。升酒は1合、おかわりは200円なのでグイグイいくとやばいです。


 酒造りはほとんど終わっているのですが、蔵の中が覗けます。


 東海道の50番目の宿、水口宿です。旧東海道なので、歴史を感じさせる建築物がいい感じです。


 さて、次は最東端の田中酒造へ。すぐには来ないシャトルバスを待って満員で乗り込みました。満員だったため、途中甲賀流リアル忍者館に寄りはしましたが、降りる人はおらず、待っていた人は可哀想に素通りされてしまっていました。
 バス停車場から田中酒造へは少しあり、桜がきれいな公園や、滋賀県名物飛び出し坊やの甲賀忍者版がありました。


 蔵の中を見ることが出来、試飲用のお酒もありましたが、こじんまりとしていました。売店のところに座って飲食出来るようなスペースもあったので、混んでいない時に立ち寄るのも良いかもしれません。


 この後、シャトルバスの停車場へ戻ったところ、今バスが行ったところ、と言われ、次は1時間以上も先、との話でした。バスが付いたとき、そのバスの発車には間に合わなかったのですが、ちょうどバスが出たところだったので30分くらい待てば出るだろうと高を括ってました。徒歩数分のところに駅もあるのですが、単線で1時間に1本しかなく、それも行ったばかりでした。電車を待つか、シャトルバスを待つか、かなり迷ったのですが、まだ寄りたい気持ちはあったので、シャトルバスを選びました。
 バスは40分くらい待ったところで来たのですが、やはり発車はかなり遅いとのこと。来たバスを降りた人が発車時刻を聞いていましたが、これは大正解です。辺鄙なところではバスを1本逃しただけで1時間以上ロスしてしまうので(私の失敗)。
 シャトルバスで美冨久酒造の停車場に戻り、北島酒造へ戻るか、もう帰るか迷いましたが、時間が押してきたので貴生川駅へ向かうことにしました。駅の周りで何か買い物でも、と思いましたが、何故かコンビニが駅の近くに無い。駅を降りる人はコンビニで買い物をしないのでしょう。とほほ。しかも草津駅行の電車も30分近く待たねばならないとは。
 結果的には、田中酒造でシャトルバスに乗らずに甲賀駅からJRに乗れば1時間以上早く帰途につけたわけです後悔する反面、良いこともありました。貴生川駅といえば、信楽高原鉄道も走っています。忍者ペイントされた車体を見て、旅行に来た感を強く感じられました。これも旅の醍醐味かと。
 


 結局、交通がうまく繋がらなかったので、4蔵回ることは出来なかったけど、それなりに楽しめた旅でした。
 次は、この経験を生かしてもう少し合理的に回りたいと思います。

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