灘二蔵の蔵開きハシゴ 櫻正宗・福寿(2023年11月4日)
灘五郷は、西宮日本酒学校に参加したこともあり、西宮地区(今津郷・西宮郷)に行くことが多かったのですが、今日は魚崎郷の櫻正宗と西郷の福寿で四年ぶりに蔵開きがありましたので、ハシゴ参加です。どちらを先に回るかかなり迷ったのですが、先に櫻正宗さんへ。
櫻正宗
開始時刻は10時だったのですが、9時45分頃に到着。既に大勢の人が並んでおり、入場制限がかかりそうな勢いでした。
実際に入場制限がかかっている訳じゃないですが、流れが悪いので全然列が進みません。過去、別の蔵開きで2時間くらい待った事があったので心配しましたが、15分程度の待ちで入ることが出来ました。
入り口で新酒の振舞い酒はいただけましたが、限定新酒の販売(500ml 1,200円)はすごい列。とても買える感じじゃぁ無かったです。どのくらい在庫があるか分かりませんのでパス。
試飲コーナーもありましたが、なかなか列が進まないのでこちらも断念。販売箇所が少ないのと、オペレーションが厳しかったのでしょう。
10:30から蔵見学が始まったので、そちらへ。
残念ながら写真NGだったので、中の施設の写真はありません。中では甘酒が振る舞われていました。麹でできたての甘酒は最高に旨い。
中に限定酒の有料試飲がありました。お猪口付き。良きかな。
最初からハシゴの予定だったので、蔵見学をして、櫻正宗さんを後にしました。
浜福鶴 吟醸工房
櫻正宗から数百メートルのところに浜福鶴吟醸工房があります。少しだけ遠回りになりますが、当然寄りますよね。
浜福鶴にはきき酒処(有料)があり、いくつかのお酒を試飲できます。更にケチりたいのでしたら、その前で販売用の無料試飲を勧められるので、それをいただく事も出来ます。
まだハシゴのはじめだったので、荷物は避けたいので無料試飲ではなく、有料試飲にしました。
有料試飲はレジで先に会計し、きき酒処でお酒をもらいます。
水ももらえます。
グラスで読めないので。ほぼこの説明の通り、フルーティですが違うフルーツの味がします。オススメ。
先程の蔵開きで混雑のためほとんど飲めなかったので、こちらで試飲をいただき、ようやく満たされました。
次を急ぎます。
菊正宗酒造記念館
浜福鶴吟醸工房から櫻正宗 蔵開きを横目に見て、少し歩くと菊正宗酒造記念館があります。入場無料で、こちらも試飲が出来ますので、素通りは無いですよね。
かなりたくさんの展示物がありますので、見どころ満載ですが、今回はハシゴのついでなので見学はパスしました。
きき酒コーナーでは2種類のお酒が試飲出来ます。これとは別に有料試飲の自販機があります。
ハシゴついでに寄っているので、今回は無料試飲のみいただきました。限定生原酒は美味しい!
記念館裏に大きな釜がありました。なんでここに?
白鶴酒造資料館
菊正宗酒造記念館を後にし、酒蔵地帯を少し歩くと、次は白鶴酒造資料館があります。もちろん、寄ります(笑。
白鶴酒造資料館は道に面しておらず、白鶴の工場の敷地奥にあるので、警備員のいる入り口を抜けるのですが、入りにくいというより、誘導されます。
試飲だけが目的では無いのですが、試飲コーナーに行くには、順路的には展示物を抜けて行きますので、展示物も流し見しました。何度か見ているので。。。
試飲コーナーにはハイテクな試飲ディスペンサーがありました。なんか、コロナで手消毒のスプレーに近い構造です。プラカップを近づけると少量のお酒が出てきます。
これとは別に有料試飲の自販機もありました。
18年ぶりに優勝(アレ)した阪神のお酒を作っているので、何か限定のお酒販売しているか売店を見渡したのですが、特に見つけることはできませんでした。
テクテク進む
白鶴酒造資料館を出ると、途中寄るところはほぼなくなります。菊正宗、白鶴、剣菱など、大規模工場が立ち並びます。同じように酒蔵が密集している京都伏見とは全然景色が違う。まぁ京都は景観条例が厳しいのも関係しているでしょうが、残っている町並みも町家ばかりですからね。福寿蔵開き
最終地点に付きました。ゴール、ではないですが。4年ぶりの蔵開きとのこと。
思ったより混雑していませんでした。出遅れたので、振舞い酒はいただけませんでした。再度案内見たら、鏡開きのお酒、先着100名、なら無理無理。
奥が広くて椅子と机もあるので、ある程度のキャパシティがある印象です。混み具合はちょうどいいという感じ。
今回の蔵開きの最終目的である、蔵人による蔵見学は各回20名限定なので、13時の回に申し込むため、30分前に整理券配布ということなので、少し早めに並び、整理券をゲット。30分時間があるので、きゅうり(200円)とお酒2杯で。
お酒は恐らく120mlくらい入っていて、300円で各種販売されていました。ちょうどいいお手頃価格。昨日の黄桜は器が小さすぎて満足出来なかったけど、飲みごたえがあって良いです。
蔵人による蔵見学
髪の毛飛散防止用のヘアキャップを被り、手を消毒して中へ。櫻正宗は撮影禁止でしたが、福寿は撮影OKでした。嬉しい。
一通り概要説明する10分ほどのビデオを見て、蔵の中へ。
まずは米を蒸す甑釜の見学。
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