酒蔵みてある記 稲田酒造「稲天」


 近鉄の「酒蔵みてある記」シリーズPDF)、天理の稲田酒造にお邪魔しました。
稲田酒造は天理駅にほど近いのですが、天理駅からずうっと山の方までまわって10kmハイキングするコースです。
 滅多に来ることは無いと思うので、楽しかったです。コースは以下となってます。

天理線・天理駅…市座神社いちざじんじゃ…なら歴史芸術文化村…夜都伎神社やとぎじんじゃ…石上神宮…稲田酒造(ゴール)…天理線・天理駅

●特典/稲田酒造にて試飲、甘酒のふるまい、即売会、お楽しみ抽選会、酒蔵見学あります。
(受付11時00分~15時00分)

  • https://www.kintetsu.co.jp/event-hiking/hiking_info/hiking0030525.html

天理駅

 近鉄天理駅は終点(始点)となっています。駅を降りる客のほとんどは酒蔵みてある記に参加する人でした。駅出口で地図が配られていました。
 天理駅前には広場 コフフンがあり、大きな古墳オブジェがあったり、野外コンサートができるようになっていました。


 地図通り歩いて、商店街(門前町)を抜け、少し横道にそれます。まだまだ古い建物が残っています。



 天理教信者の詰所。巨大な建物がいくつもあります。全国の天理教信者が集まる、聖地となっていますね。
 このような大きな詰所が点在しています。


 まちなかにある神社です。

市座神社


最初のチェックポイントとなる市座神社。恵比寿っさんですね。


 すこし山手を歩くと古墳が点在しています。西山古墳は比較的大きめな古墳で、大きな堀(池)に囲まれています。

なら歴史芸術文化村

 二番目のチェックポイントは、道の駅にもなっていますが、なら歴史芸術文化村です。展示もありますが、公開研究施設として使っているようです。





 山手にはいくつもの古墳が点在しています。

夜都伎神社

 3番目のチェックポイントの夜都伎神社です。春日の四神が祀られているとのこと。


入り口近くで綿の種が売られていました。




 茅葺きでとても雰囲気のある神社です。

山の辺の道

 ここからしばらくは山の辺の道というハイキングコース(夜都伎神社〜石上神宮)に入ります。この道は、『古事記』・『日本書紀』に「山の辺の道」と記される古い道とのこと。
 思ったより急坂が続きます。舗装されていない所も多いので、雨の後だと厳しいと思います。


軽トラが竹に侵されていて、廃墟的な絵になるのでパシャリ。


内山永久寺跡がありました。かつての大寺院だったようです。

石上(いそのかみ)神宮

 石上神宮の創建は 10代 崇神天皇の時代ということなので、紀元前の話になる。境内には、東天紅(とうてんこう)や小国(しょうこく)などの鶏が放し飼いにされている。獣が襲わないかと心配になる。

放し飼いされている鶏は神の使い


拝殿としては鎌倉時代初期に建立、現存する最古のものとのこと。国宝。



天理教協会本部


 天理教は江戸時代末期(1838年)に成立した宗教ですが、巨大な神殿、詰所等を見ると凄いと思います。多くの信者が参拝するので、門前町もなかなか盛況な印象でした。今ではなかなか見られないようなお店がいっぱいあって楽しいです。

稲田酒造

 約10kmのハイキングのあと、稲田酒造に到着です。門前町(商店街)の中にあります。



 振舞い酒の試飲が出来ました。2種類のお酒が用意されていました。


 麹室はまだ新しく、とてもきれいでした。仕込みは終わっていたようですが。

 洗米機も展示されていました。

 振舞い酒の試飲だけではあまりにも少ないので、無濾過生原酒の本醸造と純米を1杯ずつ有料注文しました。@400円です。たいへん美味しくいただきました。

天理スタミナラーメン

 さすがにお腹が空いてきたので、商店街の中にある天スタ(天理スタミナラーメン)に行きました。店内は比較的広いので、1人の客だったしすぐ入れました。スタミナラーメン小は800円。にんにくドバドバ入れて疲労回復です。


本日のマップ


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